ペレットがいいとわかっていても、切り替えが難しいですよね。
私はなかなか食べてくれず、空腹にも関わらず、食べない愛鳥を見ていると涙が出ることもありました。
しかし、今後の健康のために心を鬼にしてペレットへの移行をいろいろ試し、食べるようになってくれました。
ある日、突然「カリカリカリッ」とペレットを食べる音が聞こえた時も、また感動して涙がでました。
「頑張ったね」
「ありがとう。ありがとう」
って愛鳥への感謝の気持ちが溢れ出た私。
みなさまもペレットへの切り替えてが上手くいくことを願っています。
セキセイインコのペレット切り替え成功への道
まず、ペレットを食べ物だと認識してもらう必要があります。
食べ物とわかっても、やっぱりシードのほうが美味しいため、なかなか食べてくれません。
電動ミルでシードの上に、ペレットを山盛りにして、ペレットをかき分けないとシードが食べられない状態に。
ペレットを粉砕してシードを隠す
ペレットは食べていません…
シードのみ食べていますが、きっとシードの周りについたペレットで少しは栄養がプラスになるかなと願いながら味に慣れてもらいます。
数粒、つまんで遊んでいるだけです….
ケージに「inこ棒」は、いつでも食べれるように置いていました。
病院の先生にも相談し、以下のアドバイスをいただきました。
例えると、シードは美味しいジャンクフードで、ペレットは味気ない病院食
ペレットで喉を詰まらせて子もいるので、一概にペレットが絶対に良いとは言えないので、ゆっくり時間をかけてでいいですよ」
お試し用がある、ペレットは全て試しましたが、全く食べてくれず、今でも決まったペレットしか食べません。
少しずつ食べれるペレットの種類も増やしたいと思っています。
ペレットへの切り替え成功!
inこ棒
ある日、がっついて食べ始めたペレット
一番はじめに、がっつき始めたのがこちらの「inこ棒」
全く興味を示しませんでしたが、毎日ケージに置いていました。あわが練り込まれているから、食べやすかったのかもしれません。
ズプリーム フルーツブレンド
その次に、食べてくれたのが「ズプリーム フルーツブレンド」
セキセイインコ用は少し粒が大きかったため、小さい「XSカナリア・フインチ用(約907g)」です。
カナリア・フインチ用のXSは、粒の大きさが、ハリソン アダルトライフタイム スーパーファイン(超小粒)と同じ大きさです。
1粒1.5mm程です。
彩りが良いと、インコちゃんの食いつきがよくなるそうです。
ズプリームの着色料は、体内に吸収されず、糞として排出されるので問題ないそうです。
ハリソン アダルト ライフタイム
ズプリーム フルーツブレンドと同時並行で、食べる練習をしていたのですが、まずズプリーム フルーツブレンドのほうが食いつきは良かったです。
ですが、やはり糞に色が付くため、糞での健康管理が難しいと思い、無着色の「ハリソン」をメインにしています。
今では、がっついて保存している容器をつついては「食べたいアピール全開です」
ハリソン ハイポテンシー スーパーファイン
換羽のときは、ハイポテンシ―のほうが良いです。
ハイポテンシ―をあげると換羽が終わったあと、すぐに発情モードに入るため、通常の「アダルトライフタイム」をあげていました。
ですが、換羽中は「アダルトライフタイム」だと、体重が落ちてしまうため、いつもの1.5倍くらいの量をあげて体重維持はしていましたが、身体が辛いのか、元気がなくなります。
「ハイポテンシ―」のほうが、換羽中も元気に過ごしてくれるため、現在は、換羽中はハイポテンシ―に戻しました。
元気に過ごしてくれていますが、今後、体調不良、食欲不振になったときも「ハイポテンシ―」だなと思っています。
黒瀬ペットフード NEO クローバータイプS
体重を減らしたいときは、「NEO クローバータイプ」にしています。
ハリソンよりカロリーが低めです。
一番はじめにペレットを食べるようになってくれた「inこ棒」と同じ、黒瀬ペットフードのあわ入りです。
大きさが違うだけかと思っていましたが、「inこ棒」と比べると食いつきが悪いです。
ただ、空腹になると仕方なしにガッツク感じなので、減量中にはちょうど良いかなと思っています。
健康維持とおやつ
ペレットだけでは、食のバラエティーがなく、楽しみも少なくなるため、野菜もあげていますが、万が一、食欲低下になった場合のために、いくつか好きな餌を用意しています。
小鳥のハーブのちから
オーチャードグラス、みかんピール、赤唐辛子、セージ、オレガノ、バジル、 ローズマリー、ローレル、タイムがブレンドされています。
抗酸化、殺菌、消化促進、脂肪燃焼、体を温める等の作用が期待できるそうです。
健康維持のために、毎日少量だけあげています。
食べているのは「オーチャードグラス」だけですが、ハーブの香りがよく、袋を開けると癒される香りが広がります。
フォニオパディ
フォニオパディは、どの愛鳥も大好きで食いつきが良いシードです。
通常のシードよりも栄養価が非常に高いです。
我が家の愛鳥も、食いつきが凄すぎてビックリ!
フォニオパディを出すと、これしか視界に入らないようです(笑
寝る前に、ほんの少しの「おやつ」です。
ただ、カロリーがあるため、減量中は食べてると体重が減らないためおあずけです。
ヨーロッパでは自然に近い状態で愛鳥を飼育するそうでシードがメインのようです。
その中でも、ブリーダーが認める、アミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれた栄養満点のシードです。
乳酸菌生成エキス コスモスラクト バード
横浜小鳥の病院の海老沢和荘先生も推奨されている「コスモスラクト」
乳酸菌ではなく、乳酸菌を作る成分です。
鳥にも「自分には自分の乳酸菌」を
個々の乳酸菌を増やし、固有の腸内細菌バランスを保つことが大切
人間も鳥も同じ、愛鳥の腸内環境を健康に保つために使用しています。
ペレットの保存方法
ペレットの賞味期限が短い問題
1羽しかおらず、1つのペレットだと味も飽きると思うし、換羽時のペレットといくつか用意していると、開封後の賞味期限がすぐに来てしまいます。
開封をしたらすぐに小分けにして真空パックにしています。
ペレットは湿気にとても弱いです。
こぼれたペレットを翌日発見すると、湿気でふにゃっとしていました。
なので、冷蔵庫や冬場など、寒暖差のある場所での保管は絶対にダメ!
結露でペレットがダメになってしまいます。
愛鳥に品質が劣化したものはあげられないし、湿気でカビが発生している可能性も。
せっかく健康を考えてペレットを与えても、保管状態を間違えて劣化してしまっていては、逆に身体の害になります。
みなさまの愛鳥が、毎日、一日でも長く、元気に幸せな日々を過ごせることを願っています。